七月 標語


こんにちは!

早いもので…もう七月ですね!
平成29年も上半期が過ぎ去りました。
個人的にはすごく早く感じましたが、反対に長く感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いずれにしても、後悔しないよう日々大切に過ごしていきたいものです🙏

月が替わりましたので、標語を書き換えました!
今月は「個性を生かそう」という言葉を選びました。



弘法大師の著作である『三教指帰』(さんごうしいき)に

「良い大工が材料を用いるときには、その木を屈せずにして良い家を建てる。
聖人が人を使うときは、その人の個性を奪わずに長所を生かさせる」

と言う一文があります。7月は、この一文からなぞらえた言葉を選びました。

この世界には、人に限らず、物なども、それぞれ大切な個性を持ち合わせて存在しています。
その個性を最大限に発揮して、尊重し合うことが大切であると、弘法大師は説かれているのです。

また、真言宗の教えでは全ての人や物は、仏さまになれる可能性を秘めていると説いています。
本来の素晴らしい仏の心があることを、煩悩の雲によって見失ってしまっているのです。そのため良い輝きを発揮できていないという意味であります。

普段、慣れ親しんだ家族や友達同士でも、素晴らしい個性や長所を見つけ合うことは「思いやりの心を育む」ことであります。
最近、目を覆いたくなるような事件が、毎日のようにニュースなどに取り上げられています。
その原因を一つに絞ることは難しいですが・・・人の心が貧しくなった。ということも要因の一つに当てはまると思います。
なので、その思いやりの心を育むことは、現代社会においても必要ことではないかと私は考えます。





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