九月 言葉

こんにちは!
お施餓鬼にお盆と、忙しく過ごしているうちに今年の八月も過ぎ去ってしまいました。。。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?

今年は冷夏で、本当に過ごしやすい日々でしたね。
エアコンを使う機会もあまりなく、家計にも身体にも負荷は少なかったですが、作物等に悪い影響がでてしまうのではないかと心配です・・・

ところで、月が替わりましたので標語を変えました。

九月は
「不妄語  嘘をつかずに 正直に話そう」
という言葉を選びました。

「不妄語」という言葉は、仏教の十善戒(じゅうぜんかい)と呼ばれる戒律の一つです。
意味はそのまま、「嘘をつかない」となります。
十善戒は十の戒律を表していますが、その十の中で「口」や「言葉」に関連する戒律は四つもあります。
それだけ、私たちが日常生活を送るなかで、言葉使いには気をつけなければならないのだと思います。

話し相手に直接的に嘘をつくことは、もちろんいけませんが心の中で思っていることと、実際に話していることが異なることも嘘になります。
たとえば、心の中で相手を馬鹿にしたり・・・毒づいたり・・・しかし、口先ではきれいな言葉を使っている。
それは本当の言葉ではありません。それは「妄語」です。

言葉でも、心の中でも、嘘をつかないことが正直に生きる人を作っていくのでしょうね。
正直な人が増えることは、良い人が増えるということです。
昨今、「正直者が馬鹿を見る」という悲しい時代だと言われています。
一人一人が正直にまっすぐ生きることができれば、皆がしあわせになれる世界になるのではないでしょうか。

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